
Jメールを活用した新しい恋愛とは
- by shijos
今では日本人の約80パーセントが、スマートフォンを所有する時代となりました。
1990年代後半に携帯電話が女子高生の間で人気となり、いつでも誰かと繋がれるという環境が確立されました。
その後、通話だけでなくメールやインターネットも端末でおこなえるようになり、今では生活の基盤を支えるまでになっているほどです。
特にエンターテインメントの分野では携帯端末の情報量とサービスは充実しているので、大手ゲームケーカーや出版社もこぞってサービス展開をなされています。
実際にスマートフォンをお持ちの方は、一度は「マッチング」という言葉をネット画面で目にされたことがあるでしょう。
何をマッチングするのかと思いますが、これは異性の出会いや同じ趣味を持つ仲間をAIが見つけるというものです。
20年もの長い歴史を有しているJメール
数多くのサービスが展開されていますが、そのなかでも20年もの長い歴史を有している「Jメール」をここでは詳しくご紹介していきましょう。
我々の暮らしに花を添えてくれる素晴らしい出会いに期待ができ、幅広い方々と交流を持てるアプリケーションでもあります。
まずは簡単に、このサービスの概要に触れていきます。
「Jメール」は1997年に、携帯電話のiモード用アプリとしてスタートをしました。
iモードとはNTTドコモが開発をしたプラットフォームシステムで、自社の端末に組み込まれていたものです。
これが今のスマートフォンの原型になったといっても過言ではなく、パソコンを使用せずにグローバルネットワークにつなぐことが出来ました。
iモードではショッピング・ゲーム・漫画・音楽といった各コンテンツが用意されていましたが、Jメールはその中の娯楽ジャンルに属したものです。
基本料金が300円という有料サービスとなり、会員は専用のwebスペース内でブログ・メールという2つのアプリを利用できました。
利用者の年齢は16歳以上と制限を設けられ、当初は女子高生たちに支持をされていたものです。
基本は匿名でサイト内では自身が決めたニックネームで活動ができた
このサービスでは基本は匿名で、サイト内では自身が決めたニックネームで活動ができました。
このサービス以外では基本は、電話番号を開示したり本名でしか利用できないという制約がありましたが、匿名性を重視された点で約250万人もの会員が集まったほどです。
今まで知らなかった相手とメールを交わしたり、お互いの日記を読み合えるという今ではごく当たり前のSNSの原型を作った、画期的なものと呼べるでしょう。
当初はフレンド探しという位置づけでしたが、2001年頃から出会い系アプリという名称で呼ばれるようになります。
その理由は、異性の出会いをサポートしていたからです。
このサービスでは会員同士であればプロフィールを自由に閲覧することができました。
そのため、男性であれば気になる女性を調べてアプローチをすることができ、そこから交際へと進展させられたということです。
年齢層は16歳から70歳以上と非常に幅が広く、一時期は歳の差がある恋愛が流行った時期もありました。
2005年以降になると、携帯電話が衰退してスマートフォンへとシフトチェンジがなされます。
Jメールも2006年に大手3社の携帯電話サービスから撤退をして、2007年に本格的なスマートフォン用アプリを提供し出しました。
AIの解析技術を活用したマッチング
名称は以前のままですが、これまでの情報発信から情報の活用と提供へと進化を遂げています。
その代表的な機能がマッチングであり、AIの解析技術を活用したマッチングとなっています。
この機能は実際に結婚相談所や人材派遣会社でも活用されている、高性能なプログラミングです。
他の会社ではポピュラーな簡易的プログラムしか採用していませんが、ここではグループ会社にソフトウェア開発を専門になされているところがあるため、自社独自の高機能なAIを組み込めたということでしょう。
マッチングは会員登録をした直後と、随時個人情報画面から実施をすることが可能です。
計20問の質問に答えて、さらに個人ユーザーが希望する異性の特徴を入力するだけで、全会員の中からもっとも相性が合う方をピックアップしてくれます。
この機能が評判となっており、結婚を希望する方や恋人探しをなさる20代から40代以上の、幅広い方たちが利用をしているわけです。
またJメールが好評を得ている理由は、サークル活動のも役立てられるからでしょう。
実際にアプリを利用するとわかりましが、ゲーム部・釣り部などさまざまな趣味に応じたサークルを展開されています。
ここでは異性の恋愛や出会いだけでなく、同じ趣味を持っている仲間を集えるというのも際立っているわけです。
まとめ
マッチングアプリや出会い系という言葉は、さほど良い印象を受けるものではない時代がありました。
しかし、今では自宅でステイホームをしていても、全国各地にいる方たちとつながれる素晴らしいツールだと評価をされており、Jメールはその代表格です。
最終更新日 2025年5月20日 by shijos
今では日本人の約80パーセントが、スマートフォンを所有する時代となりました。 1990年代後半に携帯電話が女子…