Category: 地域

さいたま市の特徴と名所

埼玉県の南部に位置する「さいたま市」は、2001年にかつての浦和市と大宮市、与野市の3つが合併し、その後岩槻市が編入されて現在のようになった地域です。
新幹線の停車駅でもある大宮駅があるほか、さいたま新都心駅や浦和駅などいくつもの主要な駅があります。
埼玉県内でも比較的東京都に近い場所にあるため、東京のベッドタウンとしても人気を集めているエリアです。
そのようなさいたま市の魅力といえば、ショッピングやレジャーに人気の商業地域があることやコンサートをはじめとした多くのイベントに使用される施設があるといった便利な点が挙げられます。
その一方で、落ち着いた住宅地が広がっていたり緑地も残っていたりもする、住みやすさも住民にとっての魅力です。
そしてかつての宿場町であったこともあり、歴史を感じるところがあることでも人を惹きつけています。
ここではちょっとした機会に訪れるのにおすすめの、さいたま市の名所についていくつかご紹介します。

 

氷川神社

まず最初におすすめするのは氷川神社です。
ここは大宮区高鼻町にある神社で、武蔵野国一宮とされているのが特徴です。
毎年初詣には近隣から多くの人が訪れています。
ここ敷地内には池があり、天気が良い新緑の時期には水に映る楼門の美しい景色を見ることが出来るのも魅力となっています。
東京や埼玉には氷川神社が多くあり、その数は280社とも言われていますがその総本社とされているのがこの神社です。
さいたま新都心に近いところにある一の鳥居から三の鳥居まで2キロほどにもわたって参道が続いていて、ケヤキの並木が続いているほかそれぞれの季節に違った表情を見せるさまざまな植物が植えられていて自然が多い環境となっています。
参道の並木が市の指定天然記念物にもなっている、この参道は散歩をするのにも適していて、毎日多くの人通りがあるのが特徴です。

 

大宮公園

氷川神社のすぐ近くには、面積が67.8ヘクタールある県営の大宮公園があり、ここも多くの人に人気のある名所となっています。
県内でも最も多くの人が訪れている県営公園で、サクラの名所でもあります。
広大な敷地に1000本ほどの桜があり、日本さくら名所100選にも選ばれたこともありました。
最寄り駅からは徒歩10分ほどで訪れることができることもあり、開花時期にはお花見をする人で賑わっているのが特徴です。
もともとこの辺りは見沼という大きな沼の入り江にあたる湿地帯が広がっていたところで、公園内にある池はそのなごりです。
大宮公園のほかに第二公園と第三公園までがあります。
公園内には野球場やサッカー場があるほか、水泳場や体育館など様々な施設があります。
子どもに人気を集めているのが小動物園で、ここにはリスやミニブタ、ヤギなどの動物がいて人気です。

 

大宮盆栽村

またさいたま市の名所には、大宮盆栽村と呼ばれるところもあります。
大宮公園の北側に広がっているエリアで、国内ばかりでなく海外から訪れる愛好家もいるのが特徴です。
このあたりで盆栽が育てられるようになったのは大正時代のことでした。
東京から移り住んだ盆栽業を営む人達が村を作り、盆栽村になっていきました。
昭和初期に作られた盆栽村の組合では、ユニークな住民協約が結ばれていて、居住するには盆栽を10鉢以上持つことや誰でも見られるようにすることなどの決まりがあったといいます。
今でも盆栽町という地名に名残がみられ、住宅地の中にいくつもの盆栽園が点在しているほか、盆栽を集めた美術館などもあります。
好きな人にとっては魅力的な地域といえるでしょう。
最寄り駅は東武野田線の大宮公園駅で、徒歩はら3分ほどの距離です。
またJRの宇都宮線の土呂駅からも徒歩で10分ほどなので歩いて行くことが出来る距離です。

 

与野公園

他にも名所としては、中央区本町にある与野公園も挙げられます。
ここは多くのソメイヨシノが植えられているので、春にはお花見をする人も多く訪れている場所です。
さらにバラ園があることでも知られていて、180種類3000株ものバラが植えられています。
開花シーズンとなる春や秋には多くの人が訪れています。
明治10年に作られた、5.1ヘクタールの広さがある公園です。
新大宮バイパス沿いにあるので、車で訪れるのにも便利な立地となっています。

 

まとめ

このようにさいたま市には、歴史の深い神社や都市公園、さらには盆栽園が集まる地機までさまざまな名所があるのが特徴です。
どちらもちょっとした機会があったときに、訪れてみるのにおすすめのスポットとなっています。
パワースポットが好きな人であれば氷川神社がおすすめです。
春にお花見をするのであれば、大宮公園が適しています。
また盆栽に関心がある人や海外からやってきた盆栽好きな人を案内するのであれば盆栽村がおすすめです。
またバラの愛好者であれば与野公園が楽しめるはずです。
もしさいたま市を訪れる機会があればぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

 

引用元サイト:田村亮介のゆったり日記fromさいたま市
 

最終更新日 2025年5月20日 by shijos

埼玉県の南部に位置する「さいたま市」は、2001年にかつての浦和市と大宮市、与野市の3つが合併し、その後岩槻市…